ごあいさつ
市民の皆様、尼崎市医師会のホームページへようこそ
尼崎市医師会ホームページにようこそ!!
令和4年7月から尼崎市医師会会長に就任いたしました杉原加壽子です。
尼崎市医師会は、大正5年5月21日に尼崎市の誕生に伴い、川辺郡医師会から分離して設立され、今年で106年目を迎える歴史と伝統のある医師会です。
この100年の間に医学、医療は目覚ましく進歩し、医療制度も変遷し、社会環境も大きく変化しました。近年、日本はかって経験したことのないスピードで超少子高齢化社会に入り、2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、2040年には団塊ジュニア世代が65歳以上になります。それに引き換え合計特殊出生率は年々減少し、全国平均は令和2年には1.33にまで落ち込みました(尼崎市は1.51)。今後ますます高齢者を支える現役世代も減少するため、社会保障費の高騰が問題となっていきます。高齢者にとっては平均寿命よりも健康寿命の延伸が重要な課題となり、それを支える若者世代への手厚い支援も同じように考えていかなければなりません。
尼崎市医師会は地域包括ケアシステムを推進し、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で生活できるような支援・サービス提供体制の構築を目指しています。また、高齢者だけでなく、赤ちゃんから子供たち、若い世代から勤労者まで全世代の市民の皆様の健康を守ることを目的として市民とともに歩んで行きたいと考えています。
尼崎市医師会に市民の皆様のご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
我が街 尼崎
21世紀は「心の豊かさ」を目指す世紀とも目されております。
尼崎市内には古代人の生活を彷彿させる弥生時代の田能遺跡、謡曲「舟弁慶」に登場する源義経ゆかりの大物の浦、豊臣秀吉が味噌すり坊主になって明智方の探索を逃れた逸話のある寺町界隈、国学の祖といわれる契沖の生まれた尼崎城、浄瑠璃作家で数々の名作を残した近松門左衛門のお墓のある広済寺等たくさんの歴史的遺産があります。
これらの地を訪ね、人間味豊かな物語に想いを馳せることにより、「心の癒し」が得られ、「心の医療」に益すること大となると考えます。ぜひご散策下さい。
尼崎市医師会について
何なりとご意見・ご要望をおよせ下さい。
医師会活動
医師会として行っております事業には次のようなものがあります。
公害医療
大気汚染にはじまり、道路公害に到る公害の健康被害への予防的、医療的取組を昭和48年以来たゆまなく続けておりますが、更に現状に即した対応をと考えております。
学校保健
医師会員全員が各々の地区の幼稚園、学校の園医校医となる全員校医制のもとで、児童生徒の健康保持・増進をはかり、脊柱側弯症の早期発見に力を入れております。
乳幼児保健
毎年一度、乳幼児保健講演会を開催し、市内の保育所や幼稚園の先生方・市民の方を対象に、ともに連携できるテーマで取り組んでいます。
救急医療
休日夜間急病診療所で一次救急を中心に行い、後送病院とのネットワークを強化し、二次・三次救急への連携に力を入れております。
産業保健
勤労者の街尼崎を念頭に、労災保険での脳血管障害や心筋梗塞予防のための二次検診の受け皿作りに平成13年4月より取り掛かっております。また、尼崎市医師会の産業医会を中心に運営している尼崎地域産業保健センターでは中小企業の職場の安全管理、職員の検診等労働者の健康保持に種々の支援を行っております。ぜひ本センターをご活用ください。
市民の健康開発
「市民健康開発センター ハーティ21」にて地域住民の方々の健診による健康度チェック、アスレチックジム・プール等を使っての体力増強、糖尿病・高血圧等の生活習慣病に関する食事指導等経験豊かなスタッフによる「すこやかな生活作り」の手助けを行っております。面倒がらずにお気軽にご利用ください。
市民向けフォーラム
尼崎市医師会主催で市民向けに、市民医療フォーラム、糖尿病市民フォーラムや禁煙市民フォーラムを行うとともに、各医会が主催する、骨と関節の日(尼崎市整形外科医会)や目の愛護デー(尼崎市眼科医会)等の講演会や相談会を後援しています。
(共催等の申請は、こちらの用紙を当会事務局までご提出下さい。共催申請書word版はこちらです。)
高齢者対策
介護老人保健施設及び訪問看護ステーションの連絡協議会を組織し、高齢者の介護、医療のまとめ役をしております。
一般社団法人 尼崎市医師会
- 住所:
- 〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町4丁目4番8号(ハーティ21)
- 電話番号:
- 06-6426-6333(FAX:06-6428-2226)
- Eメール:
- office@amagasaki-med.or.jp
- 交通:
- ●阪急バス/西坂部より徒歩約4分
●阪急神戸線/塚口駅南東へ徒歩約13分
●JR宝塚線/塚口駅南西へ徒歩約13分