兵庫県立尼崎総合医療センター内覧会(第547号 平成27年7月1日)
2015/07/01(水)
(第547号 平成27年7月1日)
武庫川地区 児玉 岳
土曜日の昼から、県立尼崎総合医療センターの内覧会ということで、見学に行ってきました。
今後のこともあるので、阪神尼崎駅から歩いてどれくらいかかるのだろうかと、蒸し暑い中、歩いてみました。僕の足で17分程度。まあ、ゆっくり歩いて20分というところでしょうか。
壮大な総合医療センターの建物が目に入ります。さすがに敷地も広大です。色調は薄いベージュ調というのでしょうか。木々も植えられており、正面玄関の傍らには、かつて産業高校にあった故・村山実氏(阪神タイガースのエース、後に監督。1998年没)の像が。この像の移転については当局に何度も確認を求めてきただけに感慨深いです。
玄関から中に入ると、まだ工事関係者の方がおられ、内装関係の作業が続いている状態でしたが、ほぼ完成しているようです。現在、地域医療連携部長兼消化器内科部長である斎田宏先生の出迎えを受け、受付で手続きをしました。
病床数は多くの集中治療室を含む730床、診療科は42科とのことです。1階正面はエントランスホールになっており、その向こうにはパティオの庭園が。そして、救急センターや各種緊急検査ができる設備があり、救急車が横付けされて、すぐに処置できるような救急系のスペースもあります。
外来診察室は2階に設けられており、化学療法などの点滴治療を行うスペースもあります。マッサージチェアかとも見えるような点滴用チェアが並んでいました。3階には手術室や各種集中治療室が最新鋭の機器とともに配備されています。設備が充実していても、それを使うのは「人」なのですが、医師数はかなりたくさんおられるようです。また、ナースのユニホームの側腹部にラインが入っているのですが、その色が赤・ピンク・青とあり、その色分けがどうなっているのか不思議でした。
幸運にも佐藤慎一副院長にご案内頂き、地上のドクターカーから屋上のヘリポートまで見せてもらいました。内部は広いですし、色んな部屋がありますから、オープンしばらくは、かなり右往左往せざるを得ないのだろうなあ…とは思いました。うまく稼働することを祈っております。