尼崎市立歴史博物館 開館!(第611号令和2年11月1日)
2020/12/04(金)
尼崎市立歴史博物館 開館!
武庫川地区 児玉 岳
10月10日、尼崎市立歴史博物館が開館しました。
元は尼崎城本丸跡(天守閣付近)で、昭和13年に尼崎高等女学校として作られた建造物です。その後、市立尼崎高等学校、城内中学校、成良中学校の校舎として歩み、学校統合によりその役割を終えた後は、1階部分のみが文化財収蔵庫として活用されてきました。そして平成24(2012)年公開の映画「Always 3丁目の夕日’64」では、「凡天堂病院」としてロケに使用されました。
そして平成30(2018)年度着工のリニューアル工事により、新たに歴史博物館として生まれ変わりました(入場無料)。2階の常設展示室では、原始・古代から近・現代までの尼崎の歴史を紹介し、3階の企画展示室では、特定のテーマに基づく特別展や企画展を開催しているそうです(展示に関するお問い合わせは、文化財担当までとのこと)。3階の地域研究史料室(あまがさきアーカイブズ)では、これまで地域研究史料館が担ってきた公文書館機能を引き継ぎ、歴史的公文書等の閲覧やレファレンスサービスも行われるとのこと。
付近には尼崎城天守閣、市立中央図書館、櫻井神社もあり、尼崎のアカデミックな地域となっています。阪神尼崎駅からも歩いて行けますし、また駐車場も完備されていました。是非一度、足をお運びください。