「 会長挨拶」　第2 回地区長会 　(5.9)

会長　杉原　加壽子

 
新型コロナウイルス感染症は、5 月8 日に感染症法上の分類が5 類となりました。昨日づけで尼崎市は市長メッセージが出されましたが、尼崎市医師会長からもメッセージを出しております。令和2年2月に日本で新型コロナウイルス感染症が発生し、兵庫県において第1 例目の発生をもって、尼崎市医師会は3 月3日に第1回目の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催いたしました。それから4 年目を迎える中、先日4 月21日に開催しました第45回の対策本部会議をもって、対策本部としての任務は終了となりました。今後は、新型コロナウイルス感染症は5類感染症としてインフルエンザと同等の対処方針をとることになりますが、医療提供体制の調整は必要になるため、尼崎市医師会は保健所や消防救急などの行政機関との連携体制を維持すべく、「尼崎市医師会医療提供体制調整会議」として協議を続けていくこととしています。

5類移行後の世の中がどの様なものになるのか全く想像がつきません。社会活動はコロナ前に戻っていますが、第9波は必ずやってくるのだと思います。それがどのようなものになるのか、インフルエンザと同様に乗り越えることができるのか、会員の先生方とともに地域に根差した医療を提供できるよう尽力していきたいと思います。