「尼崎市整形外科医会設立40周年記念講演会」(第657号令和6年9月1日)

尼崎市整形外科医会設立40周年記念講演会  7・20
尼崎市整形外科医会 会長 吉良 貞昭

 
7月20日、尼崎市整形外科医会設立40周年記念講演会が都ホテル尼崎で開催されました。講演には関西ろうさい病院の整形外科部長の安藤渉先生、兵庫県立尼崎総合医療センターの整形外科部長の木村浩明先生をお招きしました。安藤先生からは「コンピューター支援技術による股関節手術の進歩」、木村先生からは「頚椎手術―紆余曲折を経て辿り着いた私の考え―」という演題でご講演いただきました。いつも大変お世話になっているお二方ですが、素晴らしいご講演で、会場に来られた先生方からの質問もあり盛り上がりました。
その後の情報交換会では、武部整形外科リハビリテーションの理事長である武部恭一先生に、当会の発足当初から現在に至るまでの道程を会員の先生方のお写真を交えてご説明していただきました。会場にいらした先生方からは昔を懐かしむ声も多く聞かれ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。その後も和気あいあいと会食をいただきました。
当会の会員の先生方はとても仲が良いように思えます。出身大学、出身医局、地域、年齢差など関係なく、みんなで仲良く会を作り上げようという気風があると思います。2か月に1回開催される症例検討会では、関西ろうさい病院、兵庫県立尼崎総合医療センターの先生に講演いただいた後に、症例検討として日頃の診療で難渋する症例や珍しい症例などを持ち込み、意見交換をしています。まだまだ新しい先生にもご入会いただき、さらに尼崎市の整形外科を盛り上げて、次回の50周年に向けて尽力したいと思います。