1)疾患の特徴  
水痘ウイルスの飛沫感染と接触感染による。紅斑、丘疹、水疱、膿疱、痂皮の順に進行する発疹が特徴の熱性疾患で、まれに脳炎などを合併するおそれがある。水疱、膿疱中には感染力のあるウイルスがいるので、内容物がつくと直接接触感染もする。治癒後ウイルスは神経節に潜伏し、免疫状態が低下したときに帯状疱疹として再発症する。帯状疱疹から接触感染はするが、飛沫感染はしない。潜伏期は18日前後。ワクチンは有効であるが、任意接種であって有料。  

2)登園登校基準  
すべての発疹が痂皮になるまで出席停止とする。  

3)予防は  
患者に接触した3日内に水痘ワクチンを接種すれば発症を予防、あるいは軽症化することができます。  

4)将来の見通し  
一度かかれば二度とかかりません。

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